画力編 髪と頭部の描き方を考える 201910版
こんにちわ iRisです。
ここ最近籠って絵の練習や勉強にふけっていてブログの更新を忘れていました。
ブログの更新が絵を描く時間を奪ってしまうと本末転倒なので、どうすべきか考えてみました。
勉強したことや練習して成果がありそうな事を復習を兼ねて記事にしていこうと思います。
10月の勉強テーマは「バストアップ」です。
頭部や首~肩にかけてを中心に勉強しています。
より効率的な勉強は「インプットとアウトプットのミックス」です。
なので得た知識ややり方は必ず実践して身に着けていくようにしています。
まずは、頭部のなかでの髪の毛を描くときに重要視したい事
- 髪の重量感(質量的)、長さによる動き方
- 髪のしなやかさ
- 角度による髪の見え方
1.髪の重量感
髪の毛が頭部にどんな風についているのかをまず考えたい。
頭部を横から見た図
例えば、図のように毛束が黒丸の点から生えてるとした場合
髪の毛が上に上に重なって生えている関係上
下側(内側)毛は上側(外側)毛で抑えられて重たくなる
絵に起こしてみるとこんな感じ
外側の毛は軽いので風で多聞く流れますが、内側に行くにつれて重たくなるので動きは鈍くなります。
2.髪のしなやかさ
髪に重さがあるということは風などでなびいていない場合は重力に従う
というのも重要なポイントだと思います。
頭頂部の髪は頭に形に添うようにしてカーブします。
頭のカーブが内側になると真下にストンと落ちます。
ロングの場合は肩に接触すると、今度は肩の丸みに沿って流れ
また真下に流れます。
接触している物と重力を考える必要があります。
3.角度による髪の見え方
特に前髪を描く場合に気を付けたいのですが
頭部の奥行感をしっかり把握して描きたいと思います。
まずは基本のおさらいで正面顔と斜め顔
正面は左右均等なのに対してナナメ顔になると、左側が圧縮されます。
瞳はちゃんと圧縮して描いていますが、では髪の毛はどうなんでしょうか?
こんなナスのヘタのような髪にはならないかもしれないけど、仮にこんな前髪立った場合は正面から斜めになることで左側が圧縮されます。
この場合も頭のカーブは大切にしたいですね
実践編 色塗りを進める(下塗り)
色塗りを進めていきたいと思います。
この方法を使えば下塗りが劇的に早くなるので、作品をいっぱい作ることが出来ます!!
下塗りをする時に大切にしたいこと
- 下のレイヤーほどはみ出し気味に
- 下レイヤーは上レイヤーの領域をカバーする
- 上レイヤーは下レイヤーにかぶらない領域は雑でよい
- 作業効率の為、レイヤーカラーを活用する
今回は前回まで作業していた素材は彩色が間に合っていないので別のイラストを素材にしたいと思います。
このイラストを例に説明したいと思います。
これはどういうことかというと・・・まずは一番下の肌色レイヤーと髪の毛レイヤーを見てみてください。
一番下のレイヤーには、領域全体を塗ります。
肌色は結構細かく塗っていますが、細かく塗る必要はありませんが、シルエットを把握する為に今回は丁寧に塗っています。
次に髪の毛のレイヤーですが、肌色と隣接する部分だけ丁寧に塗ります。
隣り合ってない部分はざっくりはみ出し気味に塗ります。
すべてのレイヤーを丁寧に塗るのと、この方法では格段に作業効率が違います。
基本的に上に上にいレイヤーをかぶせていきますので、下のレイヤーがはみ出していても、大丈夫ですが、どうしても綺麗にしておきたい場合は
選択範囲を使って消すことも可能です。
レイヤーカラーを活用する
下塗りレイヤーはそれぞれの色(肌であれば肌色)で塗りたいところですが、下塗りの最中にカラーパレットやキャンバスから色を取得するのは手間ですし作業効率が悪い。
なので
黒一色で塗ります。
黒で塗ってしまうとこんな感じになってしまうのですが、ここで「レイヤープロパティ」パレットをいじります
レイヤーパレットの水色の四角のボタンをクリックします。
すると
こんな感じになります。
カラーパレットから肌色を取ってきて
赤で囲んだ部分をクリックします
こんな感じになります。
この方法のメリットは
下塗りをしていて、ほかのレイヤーに塗り忘れがあっても、色はすべてのレイヤーで黒一色で塗っているので、色を取り直したりしなくて良い点です。
下塗り用のペンと消しゴムさえあればOKなので作業が劇的に早いです。
スピードアップして、どんどん素敵な作品を作れますね!!
画力編 ペン入れの仕方
前回までは「きれいな線の引き方」を考察しました。
実際にペン入れを進めていきたいと思います。
とりあえず
髪、肌、顔の中身、服(服も雑になるので重なり合う部分は分ける)は別のレイヤーにして、ペン入れを進めます
動画編集のスキルはまだ身に着けていないので、ただただ録画したものをアップしました。
そのうち勉強したい・・・
ペン入れするときにどのレイヤーに描いているかわかりにくいので、作業中はレイヤーカラーを変更しています
出来上がったのがこちらです。
描き進める中で、まだまだ修正しますが一応線画は完成
画力編 ワンドロ(OneDraw)
数日前から、1時間で絵を仕上げるワンドロに挑戦しています。
なかなか1から1時間で仕上げるのは至難の業です。
もう少しうまく描けるようになったら生放送とかもやりたいなって感じです。
今やってる工程としては
- 下書き 5分
- ざっくり線をキレイにして 20分
- 色分け(後で領域選択するのに必須) 20分
- 影つけ(グレー)10分
- 色調整 5分
合計60分
時間制限がかかると急に画力が下がる私ですが・・・
きっと継続すれば短時間で描けるようになることを願って練習したいと思います。
下書き
とにかくスピード重視だったのでザクザク描いていきました
ペン入れ
いつものGぺンとは違い、鉛筆でザクザク線を描きました。
(急げーって感じで線もかなり荒いですね)
色分け
いつもはもっと丁寧に塗分けしますがかなり雑にしています。
色分けしたレイヤーを複製して統合、単色化します。
単色化したものがこれ
つぎにこのレイヤーの上に乗算で影をつけています
これを先ほど作っておいたレイヤーの選択範囲を使って、色調補正していきます。
細かな手順は要望があれば描きたいと思います(コメントください)
自分の中ではこの工程が一番早いと思っています。
実践編 髪の毛を考える
「髪が違和感なくさらっと描けるようになったらいいな」と思って、髪の描き方を学んでみたいと思います。
基本的な髪の描き方
まずは髪の毛の基本的な描き方を学んでみたいと思います。
後ろ、横、前の3つのパーツでがんが得るとわかりやすい
ポニーテールやツインテールなどのしっぽの部分も別のパーツで考える
つむじを中心にして、髪の毛の流れを作る
複雑の髪型の時は、シルエットを決めておく
【営業編】 ポートフォリオを作ろう(前編)
では実際にポートフォリオを作っていくためにはどうすればよいか?
ここでは、ファイルを作って編集者へ持ち込むことを前提に書きたいと思います。
ともあれファイルや台紙などを購入しないといけません。
ここで購入するファイルのポイントを押さえておきたいと思います。
- A4サイズ、20P程度が入ること
- A3見開きの大きなイラストも入れられること
- 表紙が透明であること
前回の記事でも書いたように作品は20P程度入れる予定ですので、A4サイズ20Pのファイルを選びます。
次に、表紙が透明であれば1枚目のイラストが外側からも確認できるので、見た目で誰のイラストかがわかります。
|
|
私は上のリンクにあるような、サイドインタイプを購入しました。
ポートフォリオは編集担当の方に気に入ってもらえれば編集部に置きっぱなしになることが多い(と思う)ので、複数作っておく必要があります。
送料もかかるので私はまずは5冊セットを購入してみました。
基本的な方針
- 20ページ前後のポートフォリオを作る
- 出来るだけ直近のイラストで構成する
- 様々なジャンルのイラストを入れる
今回作るポートフォリオは20P前後の構成にしたいと思いますが、あくまで新しいイラストで構成しようと思います。
理由としては
今の技量を見て、採用してもらえる確立を上げるため
です。
最初は出来るだけ多くのイラストを載せたほうが良いのかと思ったのですが、担当の方も、とても忙しいと思いますので
わたしの技量を出来るだけ短時間で測ってもらえる
ような方法はどんな方法かと考えました。
結論としては
- どのレベルのクオリティなのか?
- どんなイラストが描けるのか?
- どんなジャンルのイラストが描けるのか?
- どれぐらいの時間で描けるのか?
というのを最低限の枚数で見てもらえるようにしたいと思います。
実際の詳細な構成は次回以降に描いていきたいと思います。