画力編NO.025 イラストを仕上げる手順~あたりをつける 前編
前回までは、基本的な人物の描き方を考えてきました。
そろそろ、1枚のイラストを仕上げたいと思うので、まずはその手順から考えてみたいと思います。
どんな手順が良いでしょう?
あたりをつける
↓
ラフを描く
↓
線画を描く
↓
下塗りをする
↓
詳細に塗っていって
↓
最終の仕上げ
というのが一般的な流れでしょうか?
あたりをつけるといってもどうやってあたりをつけるのか、わかりません。
あたりを描くのに必要なこと
- 脳内で妄想してどんなポーズがいいか、どんな人物かを想像する
- とりあえず人物を置いてみる
- 素材を利用してシルエットを確定する
- シルエットを少し細かくして、パーツの位置がわかるようにする
1.脳内で妄想
まずは、どんなイラストを描きたいか、どんな人物を描きたいかを想像を膨らませる
想像を膨らませるためには、自分の中の構図の引き出しが必要かもしれない。
引き出しの話は別の機会に書きたいと思いますが、まずは
-
どんな人物か?
-
人数は?
-
どんなシチュエーション?
-
どんなロケーションか?(場所、季節)
-
どんなポーズをとっているか?
こんなことを考えながら、想像を膨らませてみます。
2.とりあえず人物を配置してみる
想像が膨らんでイメージが出来上がってきたら、とりあえず人物や背景を置いてみます。
この時、わたしはグリッド(マス目)を利用して、できるだけ目視による錯覚をふせぐようにしています。
CLIPSTUDIOでグリッドをつかう方法使う方法は以下を参照すれば使用方法がわかると思います。
また、グリッドのサイズはあまり細かすぎても使いにくいので、サイズ変更をして使っています。
グリッドサイズの変更方法は以下を参考にしてください
アナログで描く場合も薄い鉛筆で格子を描いておけばよいと思います
いつもはこれくらい分割しています。
太めの鉛筆で、あまり難しいこと(パースとか腕の長さとか)は考えず直感で描いていきます。
かなり適当です。ここから少しづつ修正していきますので
少し記事が長くなってきたので続きは次回にしたいと思います。
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