画力編NO.026 イラストを仕上げる手順~あたりをつける 後編
「あたりをつける」の後編です。
前回ちょっと記事が長くなってしまったので、今回は後編ということで
前回の記事を読みたい方は
こちらの記事をご覧ください
前回は何も考えず、適当なあたりを付けました。
わたしは、まだまだ絵は下手なので、ここから頭身がどうとか素体がどうとかやってると
最終的に仕上がった絵が「なんかがちがちで無機物っぽい感じ」になってしまいます。
絵として面白い感じにはなりません。
なので
描くときは必ず資料を見て描く
ということにしています。
もちろん手癖で描けるくらいうまくなれば必要ないのかもしれません、わたしはそうではないので資料を見ながら
物の構造や、シルエットを確認しながら描いていくようにしています。
ただし注意しなければいけないこともあります。
資料を利用するにあたって注意することは次の機会に書くとして
用意した資料は
を用意します。
素体ツールについては以下の記事でも書いていますので参考にしてください
これを見ながら前回作ったあたりを少し細かく書き込んでいきます。
これを描くときに気を付けてほしいのは
あまり細かく書き込まない
というところです。
髪の毛や瞳など細かいカーブを描きそうですが、まずは単純な形で描きます。
線の流れがわかる程度でよいと思います
そうしたら、次に少しあたりを離れてみて、シルエットを確認してほしいと思います
上の絵のように、画面(フレーム)を4分割して、上下左右の空間(ネガティブスペース)が見たような形がないことを確認します。
どうしても、上下、左右でシンメトリだと無機物的な印象をうけたり、絵の方向性が無かったり、動きが無いように見えてしまいます。
これを細部に対しても行います
顔なら顔のパーツ、瞳のパーツ
ざっくり調整して、あたりはおわり
なぜこの作業が必要か?
詳しくはアニメ私塾さんが解説してくださっています
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