画力編NO.010 筋肉や骨格の動きに注意
ポーズを決めたものの、実際に人物を描こうと思うと、骨や筋肉の動きが気になります。
腕を上に上げるだけでも、骨格の構造を理解していないと描けないというトラップに陥ってしまいました。
「腕の上がり方一つ」をとっても、腕だけが上がるわけではなく、肩、鎖骨を引き連れて上に上がります。
肩だけではなく、体の各部位は骨(骨格)と筋(筋肉)の集合体ですので、構造や動きを理解していると描きやすいとは思います
鎖骨を含めた腕の骨、肩甲骨(後ろ側)をざっくり描いてみて、上に上げたり、前に出したり、後ろに引っ込めたり
奥がとても深い・・・
資料を見ながら試行錯誤していつも描いています。
この本のP116あたりから、鎖骨や肩の周りの骨格の解説があります。
とはいえ、初心者のうちは骨格の知識も直感で描ける経験もないし
なかなかうまく書けないのが正直なところ
最終的には直感も知識も養いたいけど、最初のうちは手助けが必要かもしれません
そんな時に役立つ、人体モデルツールも紹介します。
まずはCLIPSTUDIOが公式で実装している機能
CLIPSTUDIOを持っていれば無料で使えるので、良いかもしれません。
ただ、直感的に使えないのが難点でしょうか・・・
デザインドール
こちらのアプリはかなり直感的に操作できますし、肉感も微調整が出来て優秀なツールですが、有料機能を使おうと思うとちょっと初期投資が必要かも
ここで紹介している以外にも、iOS(iPhone)用、Android用のアプリもあります。
有名なところだと
絵をPCで描いているのであれば、PC用を使った方が便利かもしれません