イラストレーターになるまでやってきたことメモ

私自身がイラストレーターとして、やってきたことのメモを日々更新していきます。イラストで食べていけるまでになるのか?

【営業編】 ポートフォリオを作ろう(中編)

今回はポートフォリオに入れる具体的なイラストの内容を考えてみたいと思います。

 

提案する先の出版社や企業にもよりますが、特定のジャンルに特化している企業でないのであれば、ある程度のジャンルの幅は必要になってきます。

 

萌えに特化している雑誌であっても、同じ会社の中に別部署で全く違う指向の部署がある可能性もあります。

 

キャラクターの性別や年齢層

美少女のイラストだけを載せていると、ほかの人物がどれくらい描けるのか伝わりません。

これは性別だけではなく、年齢も同じことがいえると思います。

 

  • 年齢にバリエーションを持たせる
  • 男女どちらも描く
  • 同じ年齢、性別であっても正確の違うキャラ(ルックス)も描く

 

最低でも上のポイントは押さえたいと思います。

 

世界観について

世界観についても同様のことがいえると思います。

 

小説の挿絵、表紙を例に挙げるのであれば、すべてがファンタジーではないでしょうし、同じ異世界ものであっても、転生ものであったりグルメものであったり色々な作品があります。

 

そうなると世界観もバリエーションが欲しいところです。

和風、中華、アジアン、現代、中世、ファンタジー様々な世界観が描けるということをアピールしたいところです。

 

特にファンタジーをメインで描いている場合気を付けたいのが

 

ファンタジー=嘘

 

であるという事。

ファンタジー(そういう世界観や設定)で片づけてしまうと、どんな非常識でも通ってしまいます。

 

そこで実際に存在する現代や中世の風景の入ったイラストを入れることで現実的なものも描けるということをアピールできるのではないでしょうか?

 

ファッションや小物

ファッションや小物も大切かもしれない。

 

ファッションも制服ばかりのイラストしか入っていないと、露出の激しいものや逆に布の多いフリフリの衣装のキャライラストの発注は来ないかもしれません。

 

小物やガジェット(機械)も描けるというのを見せるのもよいかもしれない。

 

デザイン的なモノ

ポストカード、カードゲーム風、小説の表紙をイメージしたイラストを入れておくと、先方がイメージしやすいと思いますので

 

架空の小説の表紙デザインをしたものも入れたいと思います