画力編NO.023 男女や年齢による描き方 その7 おじさん、おばさんを描いてみる
おじさんやおばさん
いわゆる中年(壮年期)の男性、女性を描いてみようかと思います。
もちろん人物によってスタイルは変わってきますが、一般的なおじさんおばさんを描くというテーマで
- 運動をあまりしなくなって、脂肪が各部についてくる(中年太り)
- 子育てや会社勤めで苦労しているので顔や手も苦労の跡が見える(法令線やシワ)
- 態度も大きくどっしりしてくる
人としての歴史もだんだん増えてきて、そういった背景をイメージで膨らませながら描いていくと良いのかもしれない。
まずは若いころ(理想的な)シルエットと比較をしてみようと思う。
赤色のペンで理想的な頃のシルエットも書いてみました。中年太りで体が太く重たくなり、人生にも疲れが見える。
女性
- 脂肪がついてきて、くびれがなくなってくる
- 筋肉が落ちてくるので、顔や胸のお肉が重力に負けて下がってくる
- 肩がすこし落ちて、猫背気味になる
- 太ったせいで関節がわからなくなってくる
男性
- 男性はもともとくびれは無いので、さらに丸くなった感じ
- ビール腹というのかおなかが目立つ
- 太ったうえに顔のお肉が落ちてくるので、輪郭は台形をイメージさせる
顔はどうなってくるかというと、加齢とともに髪のボリュームが落ちてくるので、おでこの面積が大きくなる。
女性の場合は髪のボリュームが落ちるので、パーマを当てたり、ウィッグを使ったりします。
男性は剥げてくる人が多い。
どちらも、ファッションや見た目には疎くなってくるので、アクセサリが減ったり、無精ひげで年齢を演出するのもよいかも
最後にファッション
女性は目立ったおなかは隠したいので。ウエストの形のわからない、上から下までストンと流れるような洋服を着るようになります。
若いころはピタッとした服や露出度の高い服を着ていたのですが、それとは反して、肌の露出も下がるし、関節も隠して見せなくなります。
男性はあまり気にしないので、ぴちぴちのシャツでボタンがはじけそうな状態でも気にしない。