自己啓発編NO.008 インプットとアウトプットの比率
一般的に言われている学習とアートの学習は使われる脳の部位も違うし一概には、このやり方が良いかわかりません。
アートの学習におけるアウトプットとインプットの比率も調べても、なかなか有力な情報はありませんでした。
なので、今回は一般的な学習を行う場合のインプットとアウトプットの比率について
みなさんは毎日アウトプットしていますか?
わたしは学習にはアウトプットは不可欠だと思っています。
世の中には様々な学習法がありますが、私の中ではどれだけアウトプットするかで、脳に定着する量が変わってくると思っています。
「人は同じことを1日3回考えると脳に情報が定着する」
という研究もあるようです。
一度見たり聞いたりするだけではすぐに忘れてしまいます。
では同じことをどうすれば3回考えることができるのでしょうか?
最初の学習は本を読んだり講義を聞いたりします。
ここで終わらせてしまうと、忘れてしまうので。
あと2回、学習したことを、考えるにはどうすればよいでしょうか?
私の中では
・質問する
・感想を述べる
・板書する
というのが有効かと思います。
質問する
これには複数の効果が見込めます。
・質問しようと思うとよりしっかりインプットしないと質問できないという点
・質問を自分の口で行うことで「考える」という行為につながる
感想を述べる
これは別に感想文を書くとかそんな仰々しく考える必要はなく、Twitterでもいいし、友人や家族に言うでもよいですし、他人に感想を述べればよいのです。
気軽に始めることができますのでおすすめです
板書する
最近では大学の講義内容を写メに撮って終わってしまう人もいるようですが、後で自習の際でもよいので板書することをお勧めします。
最初の学習がインプット
この3つがアウトプットになるのですが
この3つを絵(アート)に置き換えるとどうでしょうか?
板書する=模写する
板書するというのは黒板や教科書に書かれたものを書き写すわけですが、同じように絵もお手本となるものを模写して書き写すのが良いのではないでしょうか?
質問する=疑問を持ち言語化する
専門学校などで教師やトレーナーがついている場合は、見本となる絵の描く手順や自分で模写してみても描き方がわからなかった部分を質問すればよいですが
専属の教師がいない場合は、自問自答すればよいと思います。
- この部位はどういう構造になっているんだろう?
- このカメラワークだとどんな見え方をするんだろう?
- どういう塗り方をすれば、この発色は出せるんだろう?
感想を述べる
自分が学習した(描いた)絵をどうやって描いたのかとか、単純に頑張って描いた!でもいいので、じぶんがやったことを話せばよいのかもしれない
アウトプットとインプットの理想的な比率は
3:7=インプット:アウトプット
とも言われます。
作品を描いていて、躓いたら勉強して描き方を学んで、また作品作りをする
勉強ばかりしていても仕方ないので、作品をバンバン作っていきましょう。
今回参考にした本はこちらです。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books) 新品価格 |