営業NO.001 ポートフォリオを作ろう(前提)
営業テーマの第一回は「ポートフォリオ」について書きたいと思います。
ポートフォリオとはいわゆる「営業する為の作品集」になるわけですが、重要となるのが「営業する」というところです。
ホームページ形式で作品集を公開したり、あるいはファイルにまとめて編集者に持ち込んだりと形式に違いはあれ、「営業する」というポイントは変わらないと思います。
ポートフォリオを作るにあたって大切なことは何でしょうか?
「見る側(選考する側)の事を考えて作る」事がとても大切になってくるような気がします。
どうしても作品集を作るとなると自分の絵や実績の自慢をしたくなってしまいがちですが。
わたしもそうですが、「自分の絵を見てもらいたい」という気持ちが先に立ってしまって、「編集担当がなぜポートフォリオを見てくれるのか?」という事がおざなりになってしまっていました。
編集担当は仕事で、私たちのポートフォリオを見るのです。
では、担当の方は何の為にポートフォリオを見るのでしょうか?
- イラストレーターを探す
- 自分の抱えている案件や他の担当者の案件にマッチしているか?
- どれほどの収益を生むか?
などを考えると思います。
自分ひとりではなくポートフォリオは編集部で共有し、他の担当者も見れるようにする可能性もあります。
- 検索性、共有性の高さ(ファイルの見た目で一目瞭然である)
- 汎用性(絵のバリエーションが多い)
- 技術力(画力の高さ)
上記のようなことを考えたときにどのようなポートフォリオを作っていけばよいか一目瞭然です
- 見やすいファイルリングをする事
- できるだけ多くのバリエーションを備えること
- 現在の自分の画力の最大値を見せること
こういった点に注意しながら作っていくことが良いのではないでしょうか?
では次回からは実際にファイルを購入してポートフォリオを作っていこうと思います。